Pogoplug、出先などからアクセス出来るクラウドのストレージとして便利だ。
ある日、Pogoplug Mobile に接続した USB ハードディスクに「このドライブは読み込み専用モードになっています」となって書き込みが出来なくなってしまった。
いろいろネットで調べてみたが、探し方が悪いのか、初期化したら解決したという情報は見つかったけどデータそのままでと言うのは見つからなかった。
何となく、fsck でもしてみようかと思い、USB ハードディスクを Ubuntu の PC につないで、自動的にマウントされたドライブをアンマウント、fsck でファイルシステムをチェックしたら、不整合が出てきたので修復して、元の Pogoplug につないだら書き込みが出来るようになった。
Pogoplug 単体で fsck できれば良いのに…。
2014.11.19 追記
Pogoplug のデーモンが走るときに、
/usr/local/cloudengines/bin/e2fsck
が実行されてファイルシステムのチェックが走るようだが、ext2,3 のファイルシステムが大きい場合、メモリが確保出来ずに fsck が失敗するらしい。
最新の e2fsck を armel の Debian squeeze 環境でスタティックビルドして Pogoplug Mobile で実行したら、時間はかかったけどエラーなく終了した。
そのバイナリが e2fsck.gz。gzip で解凍して、Pogoplug Mobile の /tmp に scp すれば使えるはず。自分はルートファイルシステムを rw でリマウントして /usr/bin にコピーして利用している。(利用する場合、自己責任で)
rsync もついでに…。 rsync.gz 。
OpenPogo化している人もいるらしいけど、fsck が自前で出来ることと、rsync 出来れば困らないかなぁ。